歌舞伎俳優の中村間三郎さんが
12月5日の午前2時33分に息をひきとりました。
享年57歳でした。
葬儀や告別式は未定だそうです。
7月に食道がんの摘出手術をして、
病院内を歩けるまで回復していたようですが、
亡くなった原因はARDSの発症でした。
ARDSとは急性呼吸窮迫(きゅうはく)症候群のことで、
臨床的に重症な患者におこる呼吸不全の一種。
食道がんの手術は成功していましたが、
抗がん剤の影響で
免疫力が低下して
さまざまな病気を発症していたみたいですね。
ARDSにかかるということは
相当体が弱っていたんでしょうね。
特に肺のダメージは大きかったらしく、
人口肺をつけるまでになっていたとか。
ARDSは死亡率4割といわれていて、
助かるためには治療の開始の早さが
生死を分けるといわれています。
人口肺をつけるまでなっていた勘三郎さんの
免疫力や体力では
治療に耐えられないところまできていたのでしょう。
4月の歌舞伎復帰を心の拠り所にして
闘病生活を続けていただけに
残念でなりませんね。
中村勘九郎さんたちが歌舞伎界を
盛り上げてくれることに期待します。
2012-12-05 |
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